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美しい廃屋
記事 No.170

に見えるように努力をしました...
ちょっと ベタ過ぎ?

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廃屋といえども歴史ある建物。という解釈も成り立つだろう。
そこで今回は、奇をてらったアングルという事でなく、真面目に廃屋と向き合い、美しく撮影してみようと思った。

錆び付いたトタンの外壁や 朽ち果てた土壁はとても痛々しいが、それら全てがこの建物の歴史であり、長い時間の経過を物語っている。
私は、廃屋探検のオタクではないけれど、建築写真の現場に向かう途中でこの廃屋の前を通過した時、この世から消えて無くなる前の一瞬の輝きともいえる "魅力" みたいなモノを、車窓から感じた...

この場所を立ち入り禁止にしなかった所有者に感謝し、石ころ一つ動かさないよう静かに撮影し( もちろん三脚は未使用 )、現場を後にした。
// その後、新築物件を撮影したのはいうまでもないが、撮影画像をクライアントに見せた時、コマ送りを誤って廃屋が一瞬、液晶モニターに写し出された時は少し焦ったぜ。

そして、尊敬の念を込めて Mac処理を行い画像を仕上げる。
限界はあるけれど、一般の廃屋写真のそれとは違う次元の廃屋写真を目指したつもり...
にしても、この廃屋は眩しいくらいに光に満ち、風通しが抜群に宜しい、珍しい廃屋だ☆


□ 追記
いや、"取り壊し直前の廃屋" とは、往々にして 光に満ち 風通し抜群なのが普通なのかもしれない...
 
by 39medaka | 2010-10-22 23:31 | 道草写真 | Comments(4)
Commented by os九 at 2010-10-23 22:39 x
美しいです。
この廃屋、ほんとに取り壊されるのでしょうか?
都会ではおそらくこう言う取り壊し方しないでしょうね。
重機でグチャグチャと。

直前の作業では廃材とゴミの山だったろう土間もきれいに片付けられ、残された二脚の椅子。
何となく気になる廃屋ですね。
Commented by 39medaka at 2010-10-24 01:08
os九さま、ご無沙汰しております。

現在、取り壊している。という進行形ではありませんが、土壁が剥がれ落ちた内部を見ると筋交いが無く、柱も歪んでいます。
少し大きな地震で横に揺さぶられれば、瓦屋根の重みに耐えられず、崩れ落ちる危険もあるでしょう。
そういう意味で、近い内に取り壊すのではないかと思った次第です。
壊す時は重機でグチャグチャと... 呆気ない最後になるんでしょうね。
Commented by os九 at 2010-10-25 16:31 x
medaka 様
こちらこそご無沙汰をしております。

そうですね、おそらく取り壊されるのでしょう。
でも、重機でグチャグチャはないかも知れません。
ひょっとして古材再利用なんかする予定かも。
ま、勝手な想像ですけれど。
Commented by 39medaka at 2010-10-25 20:39
os九さま、有難うございます。
そうですね。最近は古材の需要も多いようなので、再利用されるかもしれませんね。
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