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建築撮影以外にも様々な撮影シーンで活用できる New BSR!
記事 No.399


◎ 2014-07-01  Q&Aを追加しました。

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BSRって何?
◎ 高精度デジタル水準器" Wixey "を、カメラ用に最適化した Ben Shopオリジナルの撮影機材です。

どんな撮影に使えるの?
◎ カメラの設置角度にシビアな建築撮影をはじめ、様々な撮影シーンで応用が可能です。

Newって、何が新しいの?
◎ Wixeyと一緒に、トランスミッターが同時に使えるようになりました。

どこで販売しているの?
◎ 「 Ben Shop 」という Netショップの受注生産品で、ショップ オーナーは現役の広告写真家です。
彼自身の経験値で必要となった機材を作って使っている内に、外販の相談にも応じるようになった様です。
商品開発は細部にまで拘ったモノ作りを徹底し、ハンドメイドとは思えない品質を目指しているという事です。


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どうやら Ben Shop工房が、BSR-SH型の生産に Goサイン を出したようです。
といっても受注生産方式なので、ご予約をお受けしてから材料を仕入れ、加工を行うようなので、納品までにはそれなりのお時間が掛かるようですが。。

まぁ、この機材を必要としているカメラマンさんはそう多くは居ないと思いますが、もし興味のある方がいらっしゃればご相談などお受けしたいと思います。
...と、工房の担当者が申しておりました。

ご相談は この記事のコメント欄か、Ben Shop工房へどうぞ...





動画を御覧ください。BSR-SH型の活用法ビデオです.




今回使用した動画の編集ソフトですが、Photoshop CCを使ってみました。( HD 1080p でも見られます )
初めて使う Photoshopのタイムラインでしたが、カメラマンにとっては普段使い慣れたソフトなので、完成した内容はともかく、比較的簡単に編集ができました。
流石、Photoshopだね。

オマケ機能?なので単純な事しか出来ないようですが、( まだ操作方法を良く理解していませんが )ここまで遊べれば十分という感じです。
「 Photoshopでの動画編集は まだ未体験 」という方や「 新しい動画編集ソフトの流儀(操作)を覚えるのが面倒 」
という方、一度試してみる価値はあると思いますよ…





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Q&A: ご質問やご意見にお答えします。

【 Q1 】 神奈川県 Oさん ---------------------------------------------------
・ Wixeyとカメラの平行が一致しない原因ですが、撮影画像とアクセサリーシューが必ずしも水平垂直で一致するものではない。という理解で宜しいでしょうか?

【 A1 】 @Ben
・ おそらく、そうではありません。

ホットシューの取付け角はある程度の精度が保たれていると思います。
( 中には傾いている仕様のモノもあると思いますが )
では何故、Wixeyの表示角とカメラのCMOSの平行が一致しないのでしょうか。
まず、BSRに使用しているアルミアングルのパーツが、精度良く作られていないのが原因の一つ。
アルミアングルは、L字の隙間から溶けたアルミが押し出されて成形されるので、L字の角度が 90°で無いモノが多いです。
ロットによっても変わってくると思います。

次に、いくら熟練の作業者が加工を担当したとしても、製作はハンドメイドですから、どうしても誤差が発生するとお考えください。



【 Q2 】 神奈川県 Oさん ---------------------------------------------------
・ WixeyとBSR間では電気的な信号のやり取りが何かあるのでしょうか?

【 A2 】 @Ben
・ Wixeyと BSR間には、電気的な接点はありません。

Wixeyの上から伸びているケーブルはセーフティーケーブルとして機能しますが、その先端部にミニジャックが取付けられています。
これは Wixeyを BSR本体から簡単に取り外す事ができるようにしているだけですから、電気的な接点はありません。

又、ケーブルといっても内部はゴム製になっていますので、万一 Wixeyが落下したとしてもゴムの反発力で Wixeyのショックを優しく受け止めるような設計になっています。



【 Q3 】 神奈川県 Yさん ---------------------------------------------------
・ 最初にキャリブレーションを取る様ですが、一回キャリブレーションを取れば複数台のカメラでもそのまま使用可能でしょうか?

【 A3 】 @Ben
・ この " キャリブレーション " の意味ですが、「 ご使用のカメラと BSRの相性を Wixeyに判断させる 」という作業になります。
つまり、カメラ内部の CMOSの取付け角 と ホットシュー上の BSR シューリンク面( Wixeyが水平回転する 平らな面をシューリンクと呼ぶ )が、どれくらいズレているのかを Wixeyを使って最初に測定する。という意味です。
( キャリブレーション手法の一例は、MANUALに記載があります )

ですから、基本的にはカメラ毎にキャリブレーション( CA値を求める作業 )を行なう必要があるとお考えください。
( CA値は、Wixey本体が縦横の時の各角度ですから 2種類ありますが、カメラの設置方向にも縦位置と横位置の 2種類があります。ですから、CA値は合計で 4種類ある事になります )
ただし、同じメーカーのカメラなら CMOSとホットシューは同じ設計思想で取り付けられているという前提で考えた場合、CA値は共有可能という理論が成り立ちます。
( あくまで推測の話に過ぎませんので、実際に共有可能かどうかはご自分でお確かめください )

繰り返しになりますが、「 キャリブレーション 」はテストに出題される重要な部分ですから、耳タコですが再度ここで説明しておきます。

 ◎ Wixeyの表示角が 縦も横も " 0°" になるように、カメラ角を調整するのではありません。
 ◎ 撮影画像が絶対角度( 水平・垂直が 0°)で撮影できる状態になったら、その時のカメラ角を Wixeyで測定するのです。
 ◎ ( この測定値を CA値と呼んでいます )

CA値は、BSRの製作精度によっても左右されますし、CMOSとホットシューの設置精度によっても影響されます。
しかし、CA値は そのカメラで一度測定してしまえば、計時変動するものでは無い( 不変値 )と考えられますので、最初に一度だけ CA値を求めれば良いという事になります。
( あくまで理想論 )

次回の撮影で、カメラを絶対角度で撮影したい場合は、Wixeyの各表示値を CA値と同値にしてシャッターを押せば、その撮影画像は絶対角度で撮影されるハズです。
( ※ Wixey自体にも誤差が存在しますので、常に絶対角度で撮影できる訳ではありません )
( ※ 撮影する建物等の被写体が、絶対角度の精度で存在するとも限りません )

キャリブレーションをどこまで追い詰める事が出来るか。が非常に重要であり、そこで手を抜くと BSRの真価を十分に発揮させる事ができません。
これはご理解できると思います。

でも( 少し )ご安心ください。
CA値の参考値は、出荷時にお知らせしています。
お手元の BSRをカメラに取付けたら、Wixeyの表示角を、出荷時にお知らせした参考値と同値になるようカメラの傾きを調整してください。
( ギヤ雲台が必須です )
もし、その撮影画像に角度の誤差がある場合、それを修正する方向に CA値を補正し、カメラ角を再調整して再撮してください。
これを何度か繰り返せば、限りなく絶対角度に近い CA値を求める事ができると思います。

" 少し " と書いたのは、先程も書きましたが、カメラのクセ( CMOSとホットシューの設置精度 )によって CA値は変化するものであり、更に、参考値の算出方法が、特定の条件下においてのみ成立している可能性を否定できないからです。
その点は、予めご承知おきください。
( キャリブレーションのご要望があれば有料にて行います。ただし、STUDIO BENに カメラセットをご持参いただく必要が御座います )



【 Q4 】 神奈川県 Yさん ---------------------------------------------------
・ Wixeyは、別途ネットショップなどで購入出来る様ですが、どちらの機種が適しているのでしょうか?

【 A4 】 @Ben
・ Wixey WR365を推薦いたします。
( Wixeyをまだ入手していない方は、できれば こちらがご案内するまで購入をお待ちください )

推薦理由ですが、幾つか御座います。

 ・ 他の機種は角度計ですが、WR365は水準器機能を有している。 ( 電池交換をしても絶対 0°が変わらない )
 ・ ディスプレイの角度を可変できる。( 壁際にカメラを設置した場合、上方から角度の確認が容易に可能 )
 ・ 単四電池を使用する。( ボタン電池よりも入手が容易で長持ち )

デメリットもありますが、それをカバーする方法として増設スイッチをオプションとして用意しました。
( デメリットと感じない方もいらっしゃるようです。要は、Wixeyの操作流儀に馴染めるか、馴染めないかで感じ方が変わって来ます )

BSRの製作条件は、Wixeyと Canon OC-E3を発注者が購入したものを、Ben Shopにご送付いただくのが基本条件になります。
( 重要なパーツが故障した際の、保証問題をクリアにする為 )
それらのパーツを使って、Ben Shop工房の熟練した頑固な職人が丁寧に BSRを製作致します。
しかし、Ben Shop工房で全てのパーツをご用意する「 代理購入 」という手間の掛らない依頼方法も御座いますので、内容をお確かめの上、お好きな方をご利用ください。
( Wixeyの故障時の対応等の条件にご同意いただく必要が御座います )



【 Q5 】 神奈川県 Yさん ---------------------------------------------------
・ 縦位置撮影の場合は、Wixey自体も外して付け替える様にするのでしょうか? その場合、精度や手間はどのような感じでしょうか?

【 A5 】 @Ben
・ BSRのシューリンクはアングル構造で 2面ありますので、カメラを縦にしたら、もう一方のシューリンク上に Wixeyを乗せ変える必要があります。
セーフティーケーブルを BSR本体から抜く訳ではありませんので、大した手間ではありません。
CA値は、縦位置用の CA値になりますのでご注意ください。

精度についてですが…

基本的に、横位置と同精度とお考えください。
ただし、BSR本体をカメラのホットシューに取付ける際に、常に( 毎回 )同じ状態で取付ける工夫をする必要があります。

何故なら、カメラが横位置の時には問題にならなかった、" BSR本体をカメラのホットシューに取付ける際の角度誤差 " が、縦位置の場合は直接 CA値に影響を及ぼすようになるからです。
つまり、BSR本体をカメラのホットシューに差込む際に、真っ直ぐ差込んで固定する必要があるという事です。

それは毎回同じ姿勢で、同じ意識を持って慎重に行なう必要があります。
Benの場合、カメラを三脚に固定し、毎回同じ角度に( 下 )に傾けて、BSR本体後部のセンターを親指の腹で軽く押さえ込み、ガタツキが安定した事を確認してから静かに固定しています。



【 Q6 】 神奈川県 Yさん ---------------------------------------------------
・ BSR使用時の建築撮影での利点や気をつける点が、他に何かありましたら教えていただけると助かります。

【 A6 】 @Ben
・ BSRを一度使用しますと一種の快感を覚えます。それ以降は、もう BSR無しでは建物を撮影する事ができなくなってしまいます。
この点は、BSRをご使用の前に、必ず認識していただきますようお願い致します。

そんな危険性がある。という事を理解できない未成年の方は、BSRを入手する資格はありません。
必ず 20歳以上の方のみ、BSRをお使いいただきますようお願い致します。
どうしても、未成年の方が BSRを使いたいというのであれば、三親等以内の者が監視の元、時間を最初に決めてから使用時間厳守でご使用ください。

単にパースの完璧な画像*1 を撮影できるというだけの事なのですが、これには不思議な魔力が秘められているのです。
*1 RAW現像時に、レンズ収差を補正するパラメータを ONにする必要があります )

パース修正の為の Photoshop作業は、ほぼワンクリック( 低精度な場合も多々ありますが )で非常に簡単に行なえるのが現状です。
ですから、作業効率の改善 という面を重視して BSRを選択するのは大きな間違いです。
未だに、それを目的として BSRを採用するかどうかを判断している無理解者がいらっしゃるのも事実ですが、だからといって、誰にでも必要な機材である。ともいえないのも事実です。

スッキリ感。安心感… それらは ありきたりな事ではありますが、BSRを使う事によって誰もが自然と感じる事ができるようになる。と、どこのウマの骨とも分からぬ人物が明言されています。
そして いつの日か、建築撮影のみならず、料理撮影でも、商品撮影でも、あるいはモデル撮影でも、BSRの活用域を自然と広げている自分に気付くと思います…
これは、カメラ内蔵の簡易電子水準器では決して味わえない、BSRのハンドメイドな操作感、ギミックを通して、初めて体感できる事なのかもしれません。



【 Q7 】 神奈川県 Yさん ---------------------------------------------------
・ 金額と納期は、どのようになりますでしょうか?

【 A7 】 @Ben
・ お問い合わせいただき有り難う御座います。後程、メールにて直接お知らせ致します。



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アドレス変更のお知らせhttp://studio-ben.com / info●studio-ben.com ( ●をアットマークに変更 )
◎ ヤフオク!で販売する時は、BSR本体のみの販売で、Wixeyは付属しておりません。
◎ Wixey WR365のセーフティケーブルや増設スイッチの取り付け加工のみも承ります。お気軽にご相談ください。

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by 39medaka | 2014-06-20 02:02 | 機材 | Comments(0)
MicroSync 不発解決への道
記事 No.393


◎ 2014-04-23  追記しました。


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※ 以下に記載した内容は Ben Shop工房 HP内にある内容を一部転載したものです。

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Q1

◆ 相談なのですが、L-01ケーブルの在庫はもうありませんでしょうか?
もしあるのならば、1本ゆずっていただきたいのですが。。。。

 東京の W氏


◆ 自作されたコード類の数々は、自分でも「あったらいいな」と思っていたものばかり。
中でもジェネレータ用のL-01は、スタジオやロケ先で苦い思いをした者にとっては目からウロコの発想です。
そこで、イキナリのお訪ねで恐縮なのですが、こちらのL-01やL-02を作成していただき、購入することは可能でしょうか?
お忙しい中お手数をおかけしますが、お時間のある時にでもご返答いただければ幸いです。

 神奈川の F氏


Q2

◆ 発光エラーが頻繁になってしまった状態の MicroSyncの診断と修理。
そして " L-01コード " を作っていただけないか。というご相談です。
急ぎませんのでご検討ください。

 京都の N氏


Q3

◆ コメットとプロペットを併用していますが、MicroSync II で突然シンクロしなかったり、正常になったり、
不発が突発的に発生して困っております。
有料で修理、改造などお願いできますでしょうか?

 新潟の Y氏




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A1 , A2

L-01ケーブルを製作する事は可能です。
ただし、2本セットの価格になります。

 L-01ケーブル 2本セット 3,000円 (税別)

 ◎ ケーブル長は指定が可能。( 100 - 300mm以内 / 許容誤差: 最大 20mmとする )
 ◎ 送料サービス
 ◎ 保証有り → 1週間以内の不良は交換します。又、1年以内に不具合が発生した場合は無償修理します。
 ◎ 無償修理は 1回のみ有効。 但し、往復の送料はご負担ください。( 切手を貼った返信用封筒を同封 )
 ◎ ご注文の際は、「 特定商取引法に基づく表示 」をご確認の上、ご注文ください。

[ 2本セットの理由 ]
 ・ もしケーブルが不具合の原因である場合、スペアのケーブルがあれば同条件で撮影が続行できる。

[ L-01ケーブルが正常であるか確認する方法 ]
 ・ MicroSyncレシーバーに、L-01ケーブルを接続する。
 ・ 電源を OFFにしたストロボに、上記の L-01ケーブルを接続する。
 ・ ストロボの電源を ONにした時に、MicroSyncの LEDが 2回点滅すれば、L-01ケーブルは正常。
  ( ストロボを発光させる必要はありません。ストロボの電源を ONにするだけです。)
 ・ もし、LEDが点滅しない場合、MicroSyncレシーバー内の電池を新品に交換し、再度確認してください。
 ・ それでも LEDが点灯しない場合は L-01ケーブルをスペアのケーブルと交換する。
 ・ 再度確認し LEDが 2回点滅すれば、先程のケーブルが不良と判断できます。
 ・ 修理をご相談ください。

 ◎ L-02ケーブルも製作可能。ただし、Canon用と Nikon用( ネジロック付き )では仕様が異なります。
  詳細はお問い合わせください。


A2 , A3

相談は無料ですから、これから記載する内容を参考にしていただき、最初はご自分で解決してみる事をお勧めします。
それでも不具合が解決しない場合や、作業が面倒な場合、ご希望の改造を有料でお受け致します。
ただし、改造をしたからといって確実に不具合がゼロになるとは限りません。それが、電波制御の宿命とご理解いただいた上でのご依頼をお願い致します。



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【 ストロボが突然発光しなくなる原因とは? 】

MicroSyncに関する不具合の相談は良く有ります。
ですが、「 不発が不定期に突発的に発生する 」というような曖昧な現象が一番タチの悪い不具合といえます。
何故なら、修理の際にその不具合が再現しない状況では原因が特定できず、処置のしようがないからです。

ですが、それでは解決になりませんので、予測修理という方法を行なうしかありません。
( 原因を予測して修理や改造をする訳ですから、必ず不具合が解決する保証はありません。)

不具合の主な原因を、MicroSync研究所 では以下のように推測しています。

 ☆★★★★ (1) MicroSyncトランスミッター本体の故障( 送信電波が弱い / 送信電波が不安定 )
 ☆☆★★★ (2) MicroSyncトランスミッターの電池消耗( Loバッテリー表示不良 )
 ☆☆☆★★ (3) MicroSyncトランスミッター内部の接触不良。
 ☆☆☆☆★ (4) MicroSyncトランスミッターと、カメラのホットシュー間の接触不良。
 ☆☆☆★★ (5) 電波とは 気ままなモノ。その場所の環境や条件等により、電波受信が不安定になる事もある。
 ☆☆★★★ (6) MicroSyncレシーバー本体の故障( 電波受信が不安定 )
 ☆★★★★ (7) MicroSyncレシーバーの電池消耗( Loバッテリー表示不良 )

このように、ストロボが発光しなくなる原因は様々考えられます。
そこで参考になるヒントが ☆の数です。
これは、これまで当研究室で MicroSyncの内部構造を独自に解析したり、修理経験から算出した重要度を示しています。
( ☆ = 白星が多い程、不具合原因の確率が高い )



【 MicroSyncは接触不良が発生しやすい? 】

という事で、如何にも原因として高そうな以下の項目についてチェックをしてみましょう...

 ☆☆☆★★ (3) MicroSyncトランスミッター内部の接触不良。
 ☆☆☆☆★ (4) MicroSyncトランスミッターと、カメラのホットシュー間の接触不良。

当研究室で MicroSyncの内部構造を解析した結果を、誤解( 間違い )を恐れずに簡単に分かり易く解説します。

※ 以下の内容は、あくまで個人の考え( 予測・推測を含む )であり、間違った内容を含む可能性があります。
※ これは製造メーカーを誹謗中傷しているのでは無く、不発の原因を考察した結果を個人的に記載したまでです。ご指摘があれば内容の削除に応じます。
※ 私は MicroSyncのファンです。製造メーカーはユーザーの声を広く受け入れ、今後の製品開発、及び、改良に役立てていただく事を望みます。



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↑ この画像は、記事 No.033 ( 2009-12-12 )に掲載したものです。
この写真は当時の MicroSyncの内部写真であり、 MicroSync II ではありません。
現在は既に改良されている可能性もありますので、参考にならないかも?しれません...



 A (1)と(3)は回路上では短絡( 導通 )していなければならないが、実際には接触しているだけである。
 B (4)は(3)の別角度の画像だが、ハンダが基盤側だけでなく、外側にまで盛られている。
 C (6)は、その先に付くベアリングを押し出す為のバネだが、バネの反発力が弱いと思われる。
 D カメラのホットシューとの接点に、ベアリングが使われている。


A について
本体を組み立てる際に(3)を(1)の金属部分に接触させて、本体を組み上げる。
この(3)-(1)間の接触抵抗を上げる為に、(1)にあるような鋭利なバリ( キズ )を わざわざ付けていると思われる。

このバリの目的は、(1)の金属( ハンダ部? )に このバリの先端部が食い込んで、接触不良を回避する対策の為と推測する。
しかし、(2)を見ても分かるように、そのバリは個体によって様々な形状が存在する事が分かる。
したがて、一定の効果が期待できない個体も存在するようだ。
つまり(2)は(1)よりもバリが浅い為、バリの先端部が無いに等しい。これでは(3)-(1)間の接触抵抗を改善できない可能性がある為、接触不良が発生しやすい個体といえる。


B について
(4)の L字金具は、基盤側でハンダ付けされるべきパーツであると思われるが、外側にまでハンダが盛られている。

そもそもこの L字金具は、(1)に押し当てられた時に、(1)のバリにテンションを掛けながら食い込む事により、接触抵抗を上げる重要なパーツであると予測する。
(3)を良く見ると、L字金具のセンターに折りミゾがあり、安易に曲がらないような強度対策が取られているように見える。
L字金具の先端部が(1)に接触し、押された時にそれだけ強いテンションが(3)に掛るようになっているという事。( あくまで個人の推測 )

この部分にハンダが外側にまで回り込んでいる状況では、L字金具の柔軟性は完全に失われるので、設計通りの精度が確保されないまま組み立てられた個体の場合、(3)-(1)間の接触抵抗が計時変化で下がり、接触不良を発生しかねない状況が発生する可能性がある。

C について
単純に、このバネの反発力?が弱い為に、ベアリングを押し出す力が弱い為、カメラ側のホットシューとの接触抵抗が下がり、接触不良が発生し易い状況が発生する。

D について
ベアリングのような比較的大きい形状の丸いモノを、カメラのホットシュー接点に押し付けた場合、接触不良を起こす可能性がある。
たとえば、先端を鉛筆の先みたいな三角錐( 但し、先端は丸くなっている )にした、より小さい形状の先端部を接点に押し付けた方が、接触抵抗が上がるので それだけ接触不良が発生する確率が低くなる。

実際に、Canon オフカメラシューコード OC-E3のホットシューとの接点は、以前はベアリングのような円形だったが、現在は三角錐の形状( 先端は丸い )に変更され、より接触不良が起きにくいよう改良されている。

以上のように、MicroSyncは内部も含めて、接触不良が起きやすい設計になっていると私自身は感じている。
これもコストダウンの影響かもしれない。
この内部解析を行った 2009年 12月当時の対策は(5)のように、(3)-(1)間をリード線で短絡したり、(6)のバネ長を伸ばして長くし、ベアリングの反発力を強くしたりして、接触不良が起きにくいように改良して使っていました。

でも、現在の不発対策は、MicroSyncのカメラ接点を、Canonのオフカメラシューコード OC-E3の それと置き換える対策を行っています。
( ついでに、0.1°分解能のデジタル水準器が使えるような機能も取り入れています。)

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【 どうすれば、あまりコストを掛けずに接触不良の対策ができるの? 】

MicroSyncを上記の(5)や(6)を参考にして、対策を取る事です。( ◎ 全て自己責任で行ってください。)
工作に自信の無い方は、以下の方法もありますので、参考にしてください。

MicroSyncには外部端子があります。
ここに L-02 のようなケーブル ↓ を接続して、カメラのシンクロターミナルに接続します。
あまりスマートではありませんが、これだけで不発対策になります。

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本来は、外部端子とシンクロターミナルを接続すれば、MicroSyncをカメラのホットシューに差さなくてもストロボを発光させる事が出来ますが、MicroSyncをホットシューにも接続する事で、ホットシューとシンクロターミナルの両方からの信号を感知できるようになりますので、それだけ不発が減るという訳です。

つまり、どちらかの接点に不具合があったとしても、もう一方の信号ラインが生きていれば正常にストロボを発光させる事が出来ます。
もちろん、シンクロターミナルのラインにだけ頼るのは危険ですから、2ライン同時接続は不発を減らす有効な対策になると考えられます。

是非、参考にしてください。



【 MicroSyncの接点を改造できますか? 】

はい。 MicroSyncの接点を Canonのオフカメラシューコード OC-E3に変更する改造は可能です。
単に接点部を OC-E3に変更する場合と、デジタル水準器 Wixeyが併用して使える改造のご希望も承ります。
あなたの撮影スタイルに合致したタイプをご指定ください。

それぞれ、実際に改造したサンプル品が御座いますので、外観のデザインや機能などをお確かめの上、ご注文ください。
又、あなたの撮影スタイルに応じて、必要なご要望があればカスタマイズにも なるべくお答え致します。
お気軽にご相談ください…


以上、長くなりましてスミマセン…
分かり難い部分もあるかと思います。ご不明な点などありましたらコメントをお願い致します。




4月23日追記 □□□



【 カスタマイズの一例 】

MicroSync以外のトランスミッターを Wixeyと一緒に使いたいのですが 可能ですか? 」という要望で開発。
2013年 09月 に開発がスタートした New BSR

↓ これは動くアニメーションですが、一部のスマホでは静止画像に見えるかもしれません...
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ハイ。もちろん Canon スピードライト・トランスミッター ST-E3-RTが使えます。
その他のトランスミッターも、サイズによっては使えるかもしれません。( ご確認ください。)
サイドのホットシューが回転する事で、 カメラを比較的高い位置に設置したり、カくメラを前方に傾けても、トランスミッターのディスプレイを見易い角度に調整できます。

◎ この回転機構は要望には入っていなかった機能ですが、ショップマスターのアイデアで より使い易くなったと思います。
◎ 写真の商品はプロトタイプです。市販品は一部変更される可能性があります。
◎ ホットシューアングルの回転フィールは、レンズのヘリコイドを回転している様な滑らかな操作感であり、角度固定の為のロックは必要ありません。
◎ 現在、最終検証中。








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by 39medaka | 2014-04-21 07:23 | MicroSync 研究室 | Comments(2)