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記事 No.131
とりあえず、こんなん出来上がりましたなう。 ![]() 作品の出来はともかく、本当は赤外線を短時間で露光して、ブナの葉っぱをビシッと止めた画像を使いたかった。 雲の流れや粒子の荒れも、私的には長時間露光による弊害に思えてしまうのである。 いよいよ、未知の領域に着手する時期も、そう遠くない気がする... ▲
by 39medaka
| 2010-08-17 16:15
| 機材
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記事 No.128
● 8/12 デジ赤外線写真 の真相をバッサリ暴かれました! お見事☆ → More... へ追記しました。 最近のデジカメで赤外線写真を撮影しようとすると、あまり好条件で撮影できるとは限らない。 ご存知のように、デジカメでは CMOSセンサー前面に赤外線をカットするガラスやコーティング層があり、旧機種よりも新機種の方が赤外線カットの性能が向上している為だ。 それでも、全く赤外線がカットされている訳では無いので、その僅かに漏れてくる赤外線を長時間露光により蓄積されたエネルギーで細々と撮影する事になるのだが、私はその諸問題に真っ向から立ち向かい、解決する手段を発見した。 具体的には、5D Mark II で可視光写真を撮影する要領で赤外線写真を撮影する手段を手に入れた。といえば分かり易いだろう。 この撮影法では、赤外線撮影時もファインダー像は普通に見えて、長時間露光の必要も無い。 これからは、赤外線写真がより手軽に撮影できるようになる。 では、その画像をご覧いただきたい... ![]() あなたは、この画像を見てどう感じるだろうか... More... ▲
by 39medaka
| 2010-08-11 00:43
| 機材
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記事 No.127
" 2443 " という Kodak社の特殊なカラー赤外線フィルムは、地表面の物体からの赤外線量の反射や放射されるスペクトルの特性を捉え、自然界の現象を把握する為に設計されたという特別なフィルムである事は ほとんど知られていない。 今回は その " 2443 " を、デジカメの赤外線写真を利用して、一体どこまで忠実に再現する事ができるのだろうか。という全く無意味に思える難題に挑戦してみた。 では画像をご覧ください... ![]() おそらく、赤外線写真に興味のある方でもこの画像に反応する人は、若干一名を除いて、誰も居ないと思うのだが... ( 正直、私もこの画像がどこまで " 2443 " を忠実にトレースしているかは自信が無い。) ↓ 下の可視光写真と比較すると、同じ樹木の緑色に見える部分でも、" 2443 " では樹種によって赤色の成分が違って発色している事が分かるだろうか。 ![]() 昔?は、このフィルムを使って様々な環境調査( 大気汚染 / 水汚染 / 植生 / 都市の緑被 / 植物の活力 / 土壌 等の各調査 )に利用されていたという事です。 だから何なの? という疑問は、今更考えないでください... ▲
by 39medaka
| 2010-08-10 02:35
| 機材
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記事 No.125
ストロボで赤外線写真を撮影すると、通常の赤外線写真とは大きく異なる画像が定着される事を発見した。 その赤外線写真のグレーバランスを取ると、ある特定のカラー成分が僅かながら残っている写真が出来上がってしまうのだ。 おそらく、ストロボ光が瞬間的に強く照射される事で、可視光をカットするハズの IR 76フィルターがビックリして油断している僅かな間に、赤外線以外の領域の光がスルリと通過してしまうのではないかと想像する。 この現象は、IR 76フィルターが劣化してしまったのが原因なのか、元々そういう特性を有するフィルターなのかは誰も知る由もない。 時間の関係でその画像を掲載する事は出来ないが、興味のある方はストロボ光による赤外線写真を撮影して、その現象をあなたの目で確かめてほしい。 ![]() ↑ この写真は、ストロボ光で撮影された赤外線写真を Photoshop上で更に Benカラーに着色して作ったモノなので赤外線写真とは呼べないが、ベースになっている画像は赤外線写真に他ならない。 何だこれ? 可視光写真と変わりないじゃん。という疑問は、軽く左に流してください... ▲
by 39medaka
| 2010-08-05 00:47
| 機材
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記事 No.124
おそらく、これは世界初の試みなので、この撮影がどれだけ困難な撮影かは理解されないだろう。 今は、それで良いと思っている... ![]() ↑ これは、赤外線ストーブの赤外線写真である。 撮影に使った光源もまた、赤外線ストーブなのである。 つまり、赤外線ストーブの赤外線光を光源として、赤外線ストーブを赤外線撮影したのだ。 ここまでは理解できました? 写真の光が読める方は、この撮影に必要な光源は 3個だと見抜くハズである。 その場所は、被写体である赤外線ストーブの正面と側面。それと背景の合計 3ヶ所だ。 しかし、私は光源( 赤外線ストーブ )を 1個だけしか使わない撮影にあえて挑戦した... ![]() 撮影の仕方は、露光中に光源側の赤外線ストーブを正面と側面、それと背景に移動しながら撮影している。 なので、それぞれの場所に光源を置いた時に、それぞれ露光時間が必要になる。 当然、長時間露光になる。 ( 約 1100秒 = 18分20秒 ) その露光中、被写体側の赤外線ストーブのスイッチを入れっぱなしにしておくと、発光部のハロゲンランプ周辺が露出オーバーになって真っ白になってしまうので、露光途中で OFFにする必要がある。 不自然な場所に観葉植物が置いてあるが、これは、赤外線写真だという事を証明する為だ。 赤外線で撮影すると、観葉植物の葉が白く写る。 ← この写真のモノクロ画像は、その比較の為に掲載している。 だから何なの? という疑問は、軽く下水に流してください... ![]() ▲
by 39medaka
| 2010-08-04 01:25
| 機材
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記事 No.122
赤外線写真を使って、森林分布の生育状況を把握する事も出来るらしい。 本来は人工衛星や飛行機から撮影した赤外線写真を使うみたいですが、私は地上から撮影した、ごく狭い範囲が写った赤外線写真を使って木々の分布状況を調べてみました。 ![]() 確かに広葉樹が赤くなっているのが分かります。 なるほど、これなら植物の生育場所を色によって容易に判別可能ですね。 だから何なの? という素朴な疑問もあるでしょうが、今回は軽く右に流してください... ▲
by 39medaka
| 2010-08-01 02:45
| 機材
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記事 No.121
![]() IR 76フィルターを改良してみました。 フィルター厚も薄くなり、表と裏の色が違います。 その名は BIR 76フィルター ☆ ← コレ、完璧に説明できる人はエラい! (笑) ![]() ![]() 普段なら絶対撮影しないであろう、ありふれた田舎の風景も、赤外線の光で写真を撮ると非日常の風景に見えるから不思議です... 田んぼの畦道( あぜみち )に、蛙が何匹も居ました。親指の爪くらいの小ちゃいのが。 怖いから触らなかったけど、チャッピー( 愛犬 )とは仲良し。 みんな元気に夏を楽しんでいるように見える。 涼しい部屋ばかりに閉じこもってないで、濡れタオルを首に巻いて、さぁ外へ飛び出そう! 夏はもうすぐ終わっちまうぜ〜 ▲
by 39medaka
| 2010-07-31 01:34
| 機材
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記事 No.120
![]() os九さんからいただいた、「 IR 76 ご覧のように IR 76というフィルターは、可視光線( 目で見える光 )を通さないので、見掛け上は真っ黒い色をしています。 これで本当に写真が撮影出来るのでしょうか? ちょっと心配ですねぇ... 実際に、このフィルターをレンズに取り付けてファインダーを覗いても、真っ暗で何も見えません。 ![]() ![]() 右側が IR 76を取付けて撮影した、赤外線写真です。( 赤外線は電磁波の一種です ) 木々の葉は、赤外線が反射しているので白く写ります。 では、左側の写真は何でしょう?? ピンぼけですよ。 左側の写真は、赤外線写真を撮影した直後に IR 76のフィルターを外して、そのまま何もせず、ただ撮影した写真です。 つまり、赤外線でピントの合った写真は、可視光写真( 普通の写真 )ではピントがズレてボケボケに写ってしまうのです。不思議ですねぇ... その理由が知りたい方は、ご自分で調べてください。 私も良く分かりません。(笑) 多分、赤外線は可視光線に比べて、光がレンズのガラス部分を通過する時の屈折率が違うからだと思います。( 間違っていたらゴメンナサイ ) 次に車の窓ガラスを見比べてください。 何かお気付きですか? 車の窓ガラスには、UVカットの他に、最近では赤外線をカットして、ジリジリ感を弱めるガラスもあるのです。 左側の写真では、フロントガラスの向こうに木々の葉が見えます。 本来ならこのグリーンからの赤外線が、白く写るハズですよね。 しかし、右側の赤外線写真では真っ暗で見えませんね。 という事は、このフロントガラスには赤外線をカットする処理が施してあるという事です。 ↓ 赤外線カットのフロントガラス_参考資料 http://www.agc.co.jp/automotive-glass/ircut/index.html なので、車内から赤外線写真を撮るなら、クラッシックカーが宜しいかと思います... ▲
by 39medaka
| 2010-07-30 02:58
| 機材
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